産後がはじまった

こどもがうまれたらそれはもう産後

妊娠27週のホルモンバランス

自分のなかの憤懣やるかたない怒りが、モンスターのようにググングングンといきり立ってどうすることも出来ない。夫が憎くて憎くて仕方がないのだ。砂の上に出来たジェンガの塔のように微妙な均衡を保っていたホルモンバランスは今や崩壊寸前、私が念能力者だったら世界はもう3回ぐらい滅びているのではないか。

昨日は出張に出た夫が全然連絡を寄越さないことに腹が立ち、久しぶりにケンカをしてしまった。こちらは体調も慢性的に悪くて、疲労困憊満身創痍のライフゼロ状態なのに、夫は一ヶ月近く出張に出ていて(週一ぐらいのペースで帰っては来る)、ろくに連絡も寄越さなければこちらの体調を心配してくれることもない。これは、一体なんなのだろう。

こちらから電話しても仕事中だと出ないので、再三連絡をくれと言ってるのに、なんでなのかうっかり忘れてしまうらしい。昨日は東京に戻れるかもと言っていたのだが、2時になっても3時になっても何の音沙汰もなく、朝6時頃にしびれを切らして電話したところ「疲れて会社で寝てた、ゴメン」と言われた。なぜメール一本送れないのかとしつこく問いつめると「仕事だから仕方ないだろ」「こっちも疲れてるんだから忘れることもあって当然」的な雰囲気を陰に陽に醸し出していて、それが死ぬほど腹立たしい。なんというか、こっちは強制的に母へと変容することを余儀なくされているのに、夫はまだ「仕事だから仕方がない」的な牧歌的なセリフが通じる(と思っている)世界でのうのうと生きているのが、許せないのだ。もっと大人になって欲しい。もっと言ってしまうと、私と同じぐらいだけ、もっと不自由に、もっと不幸になって欲しいのだと思う。

だって「仕事だから仕方が無い」って、男性である自分にしか使えないマッチョイズム全開な言葉ですよね? 私が「接待でどうしても断れなくてワイン半分飲んじゃった☆」「臨月にロシア3週間出張に行くことになっちゃった(でも仕事だから仕方ないよね☆)」とか言い出したら、ダメ妊婦どころじゃなくフルボッコ確定だよね…? というか普通に赤子が心配で、そんなこととてもじゃないができんし。その非対称性に無意識的なまま、これを言えば相手は何も言えなくなるはずとばかりに、まるで魔法の印籠でございとばかりに「仕事だから仕方がない」と口に出来てしまうその面の皮の厚さと男根主義ヌンヌン感にもう我慢がならなくて、心は千々に乱れるばかりだ。

あと夫はしれっと「でも男は女性みたいに、お腹がおっきくなる的な肉体的変化があるわけじゃないから、気持ちの上で温度差があって当然だと思う」みたいなことも言っていて、それもまじで死ねよと思った。肉体的負担が少ないことを盾にして自分の無理解を開き直るって、人として最悪では…? 分からないところは本とか読んで勉強して、それでも分からないところは教えてくだしあ!ってなら分かるけど。子どもが生まれて「男はおっぱいがない以上、どうしてもママには勝てないんだよなア」*1「やっぱり女の人ってすごいよなア〜出産・子育てでは、どうしたって男は役立たずだよ」とか言い出したら、まじでサクッと殺してしまいそうだ……。

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…と怒りに任せて書いた日記を下書き状態で保存していたのだが、夫が帰って来たら嬉しくてすべて吹き飛んだ!ふしぎ!一応公開しておくけど、もう全然怒ってない以上、記事自体もまじで腰砕けに……

やっぱり夫が家にいてくれるのが一番だナ〜とか、そんな愚にもつかないオチしかつけられない自分の愚かしさよ…

*1:田房永子さんの「ママだって、人間」にも、そういうこと言うまじでうざい男が出てくる

ママだって、人間

ママだって、人間